再GS

Citroen GS

アイドリングが安定しなかったり、第三京浜を走ってみたらなんだかエンジンが心許無いとのことで入庫です。もうこの際だからキャブも燃料ポンプも新品にしてしまえとのことで、持ち込まれたものに交換しました。

外したキャブとポンプ

古いのを外してみましたが、ポンプは大丈夫そうでした。キャブは結構汚れちゃいました。1か月くらいしか経ってないんですけどね。キャブを外した時に、付いていたはずのスロットルリターンスプリングが付いていないことに気付きました。先人が適当に付けたものだったので、走っている間に飛んでしまったようです。そのスプリングが無くなったせいでアイドリングの回転数が安定しなくなったのだと思います。

新品のキャブとポンプ

キャブはそのまま付きました。ポンプを付けようと思ったらイン側のユニオンがエンジンに当たってしまいます。

新旧ポンプ

新旧比べてみたら、ユニオンの向きが若干違います。幸いにも新品はネジ留め式の造りなので、一度開けて向きをずらして組付けました。

ディスビ

ディスビも新たに中古を手に入れたので替えて欲しいとのこと。中古なので当然掃除してからじゃなきゃ使えません。古いグリスが硬化して、ガバナの動きが渋くなっています。全部バラして掃除して調整して組付けました。

交換したディスビ

GSのディスビは2種類あるらしく、付いていたものと違うタイプの物を入手したつもりだったらしいのですが、実は付いていたものと同じものです。それでも付いていたものよりも程度が良いので使います。

交換したキャブ

キャブを新品にして調整したら、HCはイマイチ高いままなのですが、COは結構絞れるようになりました。エンジン自体に問題があるかもしれません。

交換した燃料ポンプ

燃料ポンプは問題なさそうだったのですが、実は取り付け部のガスケットが付いていませんでした。ポンプの下にオイル漏れの跡があったのはそのせいでした。新品のポンプにガスケットが付いてきたのでそれを付けて終了です。

これでしばらくは安心して乗れるでしょうか…。